
プレゼンテーションやコミュニケーションのスキルアップ
欧米では、なぜビジネスマンが当たり前にボイス・トレーニングを受けているのでしょうか。日本よりも進んでいる『声』に対する認識とは・・?
- 企業改革に用いた声のチカラ -
ビールはもはや成熟産業と言われた時代、アサヒビールは「夕日ビール」といわれ、毎年のようにシェアを落とし続けていました。1986年、アサヒビール株式会社顧問から代表取締役社長に就任した「樋口廣太郎」氏が、この状況を打開すべくはじめて行った事は、全社員が『
明るく元気で、そして大きな声を出す』こと(挨拶運動)だったそうです。
もちろん他にも様々な改革を行ったからこそ、「スーパードライ」というヒット商品を生んだわけですが、
元気がなくなっている会社に活気を取り戻すために用いた「
声のチカラ」・・・この点にぜひ着目してください。
ビジネスマンの基本の一つは、元気で明るく声が大きいことだ
(樋口廣太郎語録より)
営業成績が上がらないのはなぜ?
営業をお仕事とされている方は毎日のように人と接し、自社商品の魅力をお客様に伝え続けています。ところが、同じ商品を扱っているはずなのに、社内では営業マンによってかなり営業成績に差が出てしまいます。同じパンフレットや資料を使用しているのにもかかわらずです。これはなぜなのでしょうか?
心地よいコミュニケーション
例えば、あなたが良く通っているお店には、話をすることで楽しい気分にさせられ、気持ちよく買い物や食事をさせてくれる顔見知りの店員さんが居るのではないでしょうか。それほど旨いわけでもないのに、つい一人でも通ってしまう居酒屋とか・・。
人が消費行動を起こす理由は色々ありますが、この中のひとつに
「コミュニケーション」というキーワードがあります。最近では電子メールなど様々なコミュニケーションのカタチがありますが、『直接話をする』 ー やはりそれが今も昔も変わらず一番意思疎通をスムーズにする方法ではないでしょうか。
ところで、もし前述の
営業成績の差が『直接話をする』というスキルの差であるとしたらどうでしょうか?そこを改善することは
御社の売上アップにつながることなのかもしれません。
『声』があなたの印象を左右する
私達オアシスは、コミュニケーション技術そのものを提供しているわけではありません。人が『話す』という手段でコミュニケーションをとる場合、その媒体となるのは『声』です。日本では『声』に対する認識がまだ上がっていないと言わざる得ませんが、
『声』は確実に人の「印象」「信頼感」「説得力」等を左右しています。
私達オアシスは『声』の重要性に着目し、ビジネス向けに考案したプログラム: 『SVT(セールス・ボイス・トレーニング)』を提供しています。
『良い声』を獲得すると、対人関係における印象が良くなることはもちろん、
声を出す本人の自信につながり、それが行動に変化を与えます。
結果、『顧客からの印象がさらに良くなる』という好循環が生まれ、いつしかそれは信頼感へと変化していくのです・・。
欧米でポピュラーなボイス・トレーニング
欧米では、普段から人前で話をする機会の多い「大統領」はもちろんの事、「歌手」「俳優」「アナウンサー」「スポーツ選手」といった職種の方々が、ボイス・トレーニングを受けている、という事はめずらしい話ではありません。
また特殊な職業に限らず、「営業マン」や「受付業務」「学校の先生」・・といった、一般的な職業の方にも広くこのボイス・トレーニングは利用されています。
心地の良い声は、人とのコミュニケーションを円滑に行うためのひとつの道具であり、
商談を進めるビジネス・シーンには不可欠な要素として広く認知されているのです。特に国土の広いアメリカでは電話営業は日本よりも盛んであり、「声のチカラ」なくしては契約成立までたどり着けません・・。
研修でご採用いただいている『SVT』
オアシスが提唱する
SVT(セールス・ボイス・トレーニング)は、すでに多数の研修にご採用いただいており、おかげ様で「効果がでている」との評価をいただいております。
SVT のサンプル・モデル:
- お客様ご指定の場所に講師を派遣
- 1クラス目安: 10〜20人
- 発声の講習: 90分 × 2回
なお、講義のご依頼もお受けしています。
場所・お時間・ご利用人数・価格などお気軽に
お問い合わせ/ご相談ください。



- 実際のトレーニング風景 -
oasis VOICE 運営:
株式会社タフカンパニー(代表: 藤森淳一)
講演・スピーチの機会が多い方には
特にボイス・トレーニングをお勧めします
SVT コラム「東京証券取引所にて」
こんにちは。
オアシス・ボイス代表の藤森です。
おかげさまで、最近はとても多くの企業から「SVT(セールス・ボイス・トレーニング)」のご依頼をいただくようになりました(外資系企業・広告代理店・弁護士事務所・携帯電話メーカー・美容室・ネールサロン... 等々)。
その中でも先日の研修は、なんと (株) 東京証券取引所グループ。
『東証さんが何故?』と思いましたが、とても人気が高い「東証Arrows見学」スタッフさんへの研修でした。
みなさん、とても見学者の方や問い合わせの方に「きちんと伝えたい」という思いが強く、そして頑張り過ぎる為に、終業時には喉が痛くなる方が多いとの事で、「楽に響きの良い声を出す方法」(1人ずつ)と「聞きやすい話し方」「普段から出来る練習方法」等をトレーニングさせていただきました。
終了時には皆さんがビックリされるほどに「楽に良い声が出るように」なって、こちらとしても大変幸せな気持ちになりました。
少しの知恵とレッスンで、簡単に
聴き手に伝わりやすい声は誰でも出せるようになることを、あらためて再確認した一日でした。
(藤森淳一)